当会について

ご挨拶

「きこえない・きこえにくい子どもたちが、自分らしく生き生きと過ごせる未来を守りたい」という思いを持った保護者が集まり、「全国きこえない・きこえにくい子どもの親の会」(略称:しゅわっこ)を発足させました。

 「手話が必要だと思うのに、同じような子育てを経験している人が周囲にいない」「手話を大切にしたい。でも、周囲からは『聞くこと話すこと』の重要性を求められて…。いったいどうしたらいいの?」、「聞こえないだけでなく他にも障害がある。多くのハンディがあっても、子どもと楽しくコミュニケーションしたい」

 そんな悩みを抱えたことはありませんか?

そういった悩みをみんなで支え、「手話」を通してつながった子どもたちの育ちを守っていきたい。自分の周りに手話を選択した仲間が少なくとも、日本全国をみると多くの仲間がいます。当会ではそんな仲間同士が、自らの子育ての経験を語りあったり、各地の情報を集めて発信したりしながら、「手話がある子育て」を支え広げる活動をしていこうと思います。

「新生児聴覚スクリーニング検査でリファー(要再検査)と言われ、どうしたらいいかわからない」、「まだ手話のことは何もわからない」そんな思いの方もいらっしゃるでしょう。

「この子は聞こえないかも」と思うと、「きこえない」ことばかりが頭の中をかけめぐりますよね。不安でいっぱいの方が、少しでも安心できるように、ホッと心を落ち着かせてお子さんと向き合えるようになってほしい、私たちはそう願っています。まだ、お子さんが小さい保護者の方も、ぜひ当会に思いを届けてみてください。皆さんの子育てを、同じ親として支えていきます。

また、仲間で語りあう…だけで、子どもたちの未来は守っていくことはできません。

本来、ろう学校はきこえない・きこえにくい子どもたちが集い、「見える環境」を大切に教育が受けられる場です。しかし、近年ろう学校の児童数が減少してきていることもあり、手話の必要性、適切な支援と環境整備を求めたくても、その声がなかなか社会に届かないのが現状です。そのため、当会では「ろう教育の未来を考える会」と共同して、子どもたちに必要なろう学校のよりよい環境整備を求めて、活動していきます。

まだ駆け出しの会ではありますが、どうぞよろしくお願いいたします。

全国きこえない・きこえにくい子どもの親の会

会 ⻑ 仁宮 智子


親の会事務局

会長仁宮 智子(ろう者)ろう児の母
副会長野崎 静枝(ろう者)ろう児・聴児の母
副会長植草 祐美(聴者)聴児・ろう重複児の母
広報山口 由紀(ろう者)ろう児の母
広報高橋 宏美(ろう者)ろう児の母
企画堰本 瑛里(ろう者)ろう児の母

にみや

ろう児の娘2人を子育て中。スタバの抹茶フラペチーノが大好きです。子供と一緒にMTBダウンヒルを楽しんでいます!人とのつながりを大切に、きこえない・きこえにくい・ろう重複児の子供たちが夢と希望を持てるようにがんばっていきたいです。

さざえ

ろう児の息子と聴児の娘を子育て中のろうママです。詩をどのように手話に翻訳するか?にハマっています。一人一人を大切にをモットーに皆さんと共に前進していきたいです。

ゆみ

男の子3人の母です。長男、三男は聴児、次男がろう重複児です。手芸が趣味で、バッグ、ポーチなどを作るのが好きです。みなさんとのつながりを大切に、私も子どもの育ちについて学んでいきたいです。

ゆき

ろう児の娘1人を育児奮闘中。読書と映画やドラマ鑑賞が好きで、特に湊かなえファンです!「不撓不屈」の精神を持ち、ことばが見える世界を創っていきたいです。

ひろみ

ろうの大学生高校生男子2人の母です。発達支援施設の仕事で障がい児に日々関わっています。どうしたら子どもたちが楽しく生きれるかなと日々模索しています。

えり

ろうの娘2人を子育て中のろう母です。県内では数少ないデフファミリー(家族全員耳が聴こえない)。
カラーボトルを通して、本来自分はどうしたかったのか?を導く仕事をしています。(色彩療法×心理学)
皆さんと一緒に子供達が過ごしやすい環境を作っていけたらいいなと思ってます。
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